最近、2020東京五輪開催決定などで、景気が上向き傾向にあるみたいです。
2014年4月以降の消費税増税はあるものの、住宅販売業者は好調を維持しそうです。
実際、住宅購入になると、当然ですが、資金が必要です。
貯金・親からの援助・・・などもあるかとは思いますが、いずれにせよ数千万円の買い物。
よくTVの特集等では、年収●●万円のあなたなら、●●万円まで購入できますよ!などという
アドバイスが見られます。
確かに、間違ってはいないですが。。。
でも、少し考えてみてください。
「いくらまで借り入れ可能だから、いくらの物件を買おう」というのは少し危険です。
というのも、
借りたら終わりではないのです。
借りたら当然、返済していかなければいけないのです。
もちろん、十分に収入があり、購入しても十分生活は余裕を持ってできる!という方なら問題ありません。
ただ、みなさんがそういうわけでは無いと思います。
でも、住宅購入は夢で終わらせたくない、今の家賃を払い続けるなら買ったほうが・・・など
住宅購入を考えている方は多いはずです。
では、どうすればいいのか?
「その時の資金力+今後の支払い能力」、そして、今後の生活設計をしっかりした上で、
借りられる金額ではなく、最適な金額(=返せる額)で住宅ローンを組む必要があります。
その為には、現状の家計をチェックし、ライフプランを作った上で、いくらなら返せるかをしっかり
シミュレーションし、例えば、保険など家計の中でも見直しをするべきところは見直すということは
住宅ローンを組むうえで重要になってくると思います。
住生活総合企画では、ライフプラン相談、住宅ローンシミュレーションから住宅ローンのご相談まで
あなたの夢の実現をお手伝いしています。
まずは、ご相談ください。
http://www.home-life-tp.com/inquiry/site/
さて、今回は金利差によるシミュレーションをしてみましょう。
(全期間固定、元利均等、借入金額3000万は共通条件とします。)
|
毎月支払額 |
利息 |
総支払額 |
A 35年 年利2% |
41,738,968円 |
11,738,968円 |
99,378円 |
B 35年 年利3% |
48,490,768円 |
18,490,768円 |
115,455円 |
C 25年 年利2% |
36,423,456円 |
6,423,456円 |
151,765円 |
金利1%といえど、大きな差ですね。
これは、借り換えにも言えます。【借換えは条件によって借換えによる差額が出る場合とでない場合があります。】
また、上記は金利と期間で見ましたが、実は、住宅ローンにつきものの保険、例えば団体信用生命保険の
三大疾病付、フラットの場合、機構団体信用生命保険がいいのか民間の収入保障保険や生命保険がいいのか
など、そのあたりを考慮するとかなり、複雑になってきます。
重要なのは、金利だけではないのです。
せっかくの大きな買い物なので、業者におすすめされる金融機関で本当にいいのかをしっかりと
考えてみてください。