これだけのメリットがあっても、住宅ローンの借換えをやらない理由とは
住宅ローン借換えの相談で、なぜこれだけのメリットがあるのに借換えしないのかを訪ねると、面倒であると答えるかたが一番多く、次いで多いのは借換えようと思って銀行に行ったけど、審査が通らなかったのであきらめてしまったと答えるかたが多い。
たとえば、借り入れ残高2000万円で残期間20年、変動金利で2.475%のかたが、全期間1.6%優遇であれば、借換え後0.875%になります。変動金利の基準金利が2.475%から3.0%に上がっても、1.6%の優遇があるから1.4%です。現在のフラット35の金利より低いですね。
現在2.475%から2.775%の変動金利で借り入れしているかたは、当初3年固定か5年固定金利選択型で借り入れして、更新時に金融機関に手続きに行かなかったために金融機関基準金利の変動金利型になってしまっているかたも多いようです。
この基準金利になってしまった変動金利を優遇金利を使って借換えすると、約350万円ほど総返済額は低くなります。借換え諸費用が100万円程度掛かったとしても250万円ほどの借換えメリットが出てくることと思われます。
たくさんの書類が必要になり、面倒なのは分かりますが、車一台分のメリットが出てくると思いますので、チャレンジしてみても損はないと思います。